長女のミニ子は年長の11月からそろばん教室88くんに通っています。
そろばん教室88くんとは
そろばん教室88くんはセイハネットワーク株式会社が運営しているそろばん教室です。
イオンモールやイトーヨーカドーなどの商業施設内にあるので買い物中に見かけて興味を持たれた方もいるのではないでしょうか。
そろばん教室88くんの月謝は高い?
月謝は教室によって異なりますが、関東地方にある娘の通う教室ですと週1日 年間授業数44日(検定日含む)で7,700円 週2日年間授業数88日(検定日含む)で9,680円(2022年現在)となっております。
近隣のそろばん教室の月謝を調べてみると、安いところで週1日で4,000円、高いところでも週1日で7,000円、中には1週間通い放題(定休日は除く)で10,000円というところもあったので88くんは他と比べると若干お高めかなと思います。
88くんの教室の雰囲気
娘の通う時間帯は小学校低学年の生徒が多いですが授業中は皆静かにそろばんを弾いています。
今はコロナ対策でドアを開けているので教室の中からたくさんの「パチパチ」が聞こえてきて、さすが88くん!なんて思ったりします。
授業は先生が1人〜2人で12人ほどの生徒を見ているので先生が中々回ってこないこともあるようですが、そういう時は上級の子が下級の子の丸付けをするなどして和気あいあい楽しそうにやっているみたいです。
88くんでフラッシュ暗算は習得できる?
お子様にそろばんを習わせたいと考えている方の中にはそろばんを習わせるからにはフラッシュ暗算を、なんならフラッシュ暗算のためにそろばんを習わせたいという方もいるのではないでしょうか。
しかし、娘の通う教室では級が上がると見取り暗算のような暗算の授業は始まりますが、フラッシュ暗算の授業や検定はありません。
じゃあ88くんではフラッシュ暗算は習得できないのか…
と思った方、諦めるのはまだ早いです!
ミニ子がそろばんを始めて半年くらい経つ頃にたまたま見つけた88くんアプリの一人フラッシュ(フラッシュ暗算のアプリ)をやらせてみたところ、なんとフラッシュ暗算が出来たのです。
もちろんテレビに出てくる天才キッズのようにはいきませんが大人(私です笑)が追いつけないくらいの早さで暗算が出来るようになっていました。
私も知らなかったのですがそろばんを習うとフラッシュ暗算も(少しは)出来るようになるのですね。
88くんのメリット
便利で通いやすい
商業施設内にあるので駐車場もあり車での送迎も困りません。雨の日も濡れることなく通えます。
教室もきれいですし、子供が授業を受けている間に施設内のスーパーで買い物が出来るのも便利です。
欠席した分は無料で振替ができる
88くんでは体調不良や用事があって欠席した分の授業を無料で振替することができます。
欠席連絡も授業の振替もスマホで簡単に出来るので便利です。
88くんアプリが優秀!
88くんに入会すると88くんアプリが使えるようになります。
うちは入会した直後はアプリがあることを知らず使えなかったのですが、例えば5・10になるマスターでは4ひけない時は□足して5引くのように□に入る数字を答える問題が出題されます。
これはそろばん式の計算の基礎になるのでそろばんを始めたばかりの幼児や低学年のお子様にはおすすめだと思います。
88くんアプリのメニュー画面(画面左下から2番目の一人フラッシュでフラッシュ暗算の練習ができます)
Zoomで読み上げ算が面白い
web会議アプリのZoomを使って、全国の88くんの生徒がオンラインで一斉に読み上げ算をするというイベントが夏と冬にあるのですが、これが中々面白いです。
難易度別に時間帯が分かれていて、オンラインで本部の先生が読み上げるのを聞きながら生徒は端末の前でそろばんを弾きます。
娘はまだ【初級】までしか参加したことないですが、初級レベルだと小さいお子様も多いので保護者がZoomの設定をしているのですが、慣れないZoomにドアップで映り込む保護者とか、うっかりマイクがオンになっていて親子や夫婦の会話が筒抜けの保護者とか、とにかくめっちゃ面白い
88くんのデメリット
月謝が高い
ネットでそろばん教室について調べると、教室に通う頻度は週2日〜3日が一般的なようで、近所のそろばん教室も週2日〜で設定されているところが多くありました。それでも88くんの週1日の月謝とほぼ同じかそれより安い月謝です。
週3日で月謝10,000円という教室もありましたが、88くんが週2日で9,680円とほぼ10,000円なのでやはり月謝は少し高めかと思います。
生徒の人数に対して先生が少ない
88くんのパンフレットには少人数制巡回型指導とありますが、娘が通う時間帯は先生2人で12人前後の生徒を見ているので中々先生が回って来ないことがあります。
先ほど書いたように丸付けは生徒同士でしているようですが、わからないところや新しいところを教えてくれるのは先生なので先生が来なければ先に進めません。
新しいことを習った日は今日はあまり問題解いてないな〜と思うこともあります。
宿題が少ない
習わせるからには早く上達して欲しいと思うのが親心ですが、88くんではほとんど宿題が出ません。
先生も「ゆっくりでいいのよー」のスタンスなので子供も家でそろばんをやりたがりません。というかやりません(笑)
授業のフィードバックの時間はほぼない
授業と授業の間は次の時間の生徒と入れ替わりになるので先生とお話する時間はほとんどありません。特別に伝えることがある時だけ立ち話程度にお話する感じです。
あとは毎年2月頃に個人面談があるので授業での様子はそこで聞くことになります。
年少から通えない教室もある
88くんは年少からのそろばん教室と銘打ってますが、教室によっては年長からの標準クラスのみとなっていて、年少年中児対象の入門クラスを設けていないところもあります。
娘が通っている教室も入門クラスがなく、最初の先生の感触では正直年長からもあまりおすすめしていない印象を受けました。
体験教室の時にははっきりと「そろばんで集中力は養えない、早く始めればいいというものではない」というお話をされていたので、チラシの宣伝文句全否定じゃん!とちょっと笑いそうになった記憶があります。
集中力が養われるって書いてありますけど…
年長からに書き換えられてます
先生のお話だと幼児は特に、保護者の方がとにかくそろばんを早く習わせたい!と前のめりで来ても本人が全然そろばんに興味がないということも多いらしく、教室で走り回って他の生徒に迷惑をかけてしまうこともあるそうです。
入門クラスのない教室では小学校高学年や中学生くらいの子と一緒に授業を受けることになるし先生が付きっきりで見ることも出来ないので、授業に慣れた小学1年生からでも全然遅くないよ〜、なんなら九九習う小2くらいからでもいいのよ〜ってな感じで、年長からとは書いてあるけど出来れば年長もご遠慮願いたいという気持ちが伝わってきました。
もちろん年少から受け付けている教室ではそんなことないと思うので、あくまでも年少から通えない教室では幼児期からのそろばんをおすすめしてないそろばん教室88くんもあるよって事をお知らせしておきます。
入会にかかる費用
入会金:通常税込11,000円ですが、88くんは頻繁に入会金の割引キャンペーンをやってるのでその時期に合わせて入会した方がお得です。 | 0〜11,000円(税込) |
二月分の月謝:教室によって月謝は異なります。 | 月謝×2 |
年会費 | 4,400円(税込) |
教材費:教材費・検定料 | 7,700円(税込) |
初回教材セット:88くんバッグ、ワンタッチそろばん、初回テキスト、文鎮、九九下敷きのセットです。 | 11,000円(税込) |
合計 | 約38,000円〜54,000円(税込) |
結局88くんってどうなの?
私としては娘を88くんに通わせてよかったと思っています。
うちから最寄りのそろばん教室が88くんだったこともありますが、今は娘を教室に連れて行きその間に食料品などの買い物をするというルーチンが出来ていて親の都合でも通わせやすいですし、本人も毎週教室に行くのを楽しみにしています。
体験教室の時は年長はちょっと…の雰囲気だった先生も入会後は「ミニ子ちゃん頑張ってます」といつも褒めてくれますし、今はミニ子が入会した時より年長さんの生徒も増えたような気がします。
あの時怯まずに入会させてよかったー!(笑)
週1日で7,700円という月謝も安全性と利便性を考えれば許容範囲かなと思います。
子供は急に体調を崩すこともあるので欠席した分を無駄にすることなく無料で振替が出来るのもありがたいですね♪
ミニ子のそろばんの進捗はまた別記事で書きたいと思います。