体験教室では先生から「年長さんはちょっと…」の洗礼を受けつつ通い始めたそろばん教室88くんも、あっという間に1年が過ぎました。
入会当初は無理そうだったらやめるつもりだったし、先生からも(年長という時期が)早かったら休会することもできますよと言われていました。
しかし入会して1年、ミニ子はそろばん行きたくないと言ったことが一度もありませんでした。(但し宿題は嫌がる)
88くんには週1日の年間授業数44回コースと週2日の年間授業数88回コースがありますが、うちは週1日のコースで通っています。
ちなみに入会当時ミニ子の他に年長さんの生徒は2人いました。(あの厳しい洗礼を掻い潜った強者が2名!)
88くんのテキスト
ミニ子が入会した当時は「そろっぴ」という初心者用テキストを使っていましたが、大人の事情により、2022年4月からは「そろトレ」という88くんオリジナルテキストに変更となりました。
名前も似ていてどちらも全6冊あるそろっぴとそろトレですが、難易度にはかなり差があります(そろっぴ4とそろトレ6が同じレベル)。
新しいテキストと検定の案内
当時ミニ子はそろっぴ4をもうすぐ卒業というところで、次のそろっぴ5に進むのを楽しみにしていたのでこの変更はとても残念でした。
そしてこの「そろっぴ」と「そろトレ」という紛らわしい2種類のテキストに翻弄されたのは保護者だけではなかったようで、そろっぴ4の途中だったミニ子は、本来貰うはずのそろトレ6ではなくそろトレ4を貰ってくるというトラブルもありました。※現在は完全に移行されているのでご安心下さい。
そろっぴ4の後半をやっていたミニ子に何故か手渡されたそろトレ4のテキスト(写真左がそろトレ4)
そろばん教室88くんに1年通った結果
年長から週1日で1年間通い続けたミニ子は4級に合格し現在3級のテキストで勉強中です。
3級のテキスト
さすがに3級まで来ると桁がすごい
そろばんを習い始めた時のミニ子は一桁の簡単な足し算引き算なら解けて、掛け算は概念的には多少理解していたようですが九九は教えてなかったし割り算も知りませんでした。
それが今では何万何千とか少数の計算までしてるのですからそろばんってすごいですよね。
88くんでの気になる昇級のペースは…
宿題も少なく(1週間でテキスト1ページ程度)決して昇級ペースは早くはないと言われる88くんですが、週1日の通学でも大体1ヶ月〜2ヶ月でそろトレ(そろっぴ)のテキスト1冊が終わるペースで進みました。
そろトレ卒業後からは珠算問題集(最初は9・10級)に進みますが、88くんでは検定試験が年間3回(6月・10月・2月)しかないため、ある程度問題が解けるようになったところで珠算問題集のテキストを検定試験と同じようにかけ算わり算見取り算を各10分ずつ計って解かせているようです。
そして合格点に達していれば1/3合格、これが3つ貯まると次の級(のテキスト)へ昇級となります。
教室内での昇級は正式なものではないですが、検定試験で受験する級は試験前月の教室級とほぼ同じになるのでどんどん昇級しましょう。←前回(4ヶ月前)受験した級からの飛び級も可能です。
なるべく早く昇級したいなら?
どうせ習うのだからなるべく早く上達して欲しいと願うのが親心です。
しかし88くん(娘の通う教室)では、特に初級テキストのうちは教室より先を家で進めてくるのは推奨していませんでした。(担当の先生曰く、変な癖が付くと困るからだとか)
そして先に進めるよりもじっくり基礎を固める方針でしたので初級テキストはすらすら出来ても飛ばしたりせず最後までやり切りました。
なので週1日では初級テキストを1冊終わらせるのにどうしても1ヶ月(授業3回〜4回)はかかってしまいました。
今思えばですが、せめて最初の3ヶ月を週2日で通っていれば初級テキストに半年費やす事なく3ヶ月くらいで終えられたかな〜と思います。
【おまけ】公文算数とそろばん、どっちがいいの?
子供の習い事にそろばんを考えている方の中には公文の算数とそろばん、どちらがいいのか悩まれている方もいらっしゃるかと思います。
先生もよく保護者の方から「そろばんを習う前に公文などで計算が出来るようになってからの方がいいのか」と聞かれると仰っていましたが、先生の答えは「そろばん式と公文の筆算式では計算の仕方が全然違うので公文とそろばんは同時にやらない方がいい」でした。
ミニ子は結局そろばんと公文(算数)を同時に通うことになったのですが、先にそろばん教室に入会させていたのは正解だったと思います。
くもん算数はじめました(←公文算数を始めた経緯はこちら)
体験授業で貰った最初の1枚